衣類はこまめに洗濯している方でも、その衣類を収納しているタンスやクローゼットの掃除をおろそかにはしていませんか?
という私も、恥ずかしながらタンスの掃除は年末の大掃除のときにしかしないというグータラ主婦。
そんな私ですが、年末の大掃除のときだけは極端にはりきります!
拭き掃除や、ホコリ取り、そして古い防虫剤のニオイ消しまで徹底的にするのです!
本当はこまめに掃除をするのがベストだとはわかっているのですが、普段はなかなか気分がのらないんですよね。
「デモ、時間ないし…」「ダッテ、忙しいし…」と逃げ回っています。
きっと私のような「デモデモ、ダッテちゃん」は多いと思います。
そんな皆さん、この機会に私と一緒に収納の大掃除を徹底的にやりませんか?
面倒くさいのは年に一回だけ!
この一回で衣類と収納に愛情をかけ、ピカピカにしましょう!
知っていましたか?年末の大掃除の意味
年末の大掃除は、古くから日本にある風習です。
「一年の垢(厄)を落として新しい良き一年を迎えるための儀式」として定着していますが、実は、歳神様を綺麗な場所でお迎えする儀式でもあったんです。
江戸時代では年末の大掃除を12月13日にしていましたが、これは今風に言うと神様へのアピールだったのです。
「神様、僕はもうあなた様が来てくださるのを待ちきれずに、13日に大掃除しちゃいました!」と、来年の歳神様が来てくれるのを光栄に思うということを極端にアピッていたわけですね。
現在では、年末の三日間に大掃除をするのが主流になっています。
ちなみに、実は私もアピール派なので、少し早目に大掃除することが多いです。
神様をお迎えする大掃除には、このような意味があります。
“来年の幸運と安泰を願い、八百万(やおよろず)に感謝する”
八百万とは、「無数の」「非常に多くの」といい意味があります。
すごく素敵ですよね。
タンスメインの大掃除はおかしい?
通常、年末の大掃除というと、ずっと押入れに入ったままの不用品を処分する、普段手が届かない換気扇まで綺麗に清掃する、フローリングにワックスを塗るというイメージがありますよね。
もちろん、私もそれはしています。
でも、私が最初に手をつけるのがタンスなのです。
それは、私が着た衣類は人間の魂が触れている分身のようなもの…という風水的な考えからきているんですよね。
歳神様には、是非私の分身である衣類を収納するタンスを綺麗な状態で見て頂きたいと思うのです。
もしも神様がタンスに福を入れてくれたら、そのタンスに入っている衣類は素敵なパワーが備わり、着ているといいことがありそうな気がしませんか?
単純ながらも、私はそういった気持ちで大掃除はタンスをメインに考えています。
それでは、実践します!
タンスの掃除方法
≪大掃除前日にすること≫
引き出しを全て出して、半日以上乾燥させます。
次に、古い防虫剤のニオイやタンスにこびりついてしまった香水のニオイやペットのニオイなどを徹底的に除去します。
ニオイの除去方法もご紹介いたしますね!
1:換気の終わったタンスに空の引き出しを入れる
2:牛乳を沸騰させて、湯呑みにそそぐ
3:牛乳を引き出しに入れて、自然に冷めるまで閉じ込めておく
4:牛乳が覚めたら取り出す
これで大抵のニオイは消えます。
しかし、絶対に牛乳を入れたことを忘れないでくださいね!
こぼしてしまったら面倒ですので、引き出しを開ける時はそーっと開けましょう。
本番!タンスのお掃除方法
それでは本番です!
まずは、面倒ですが再度タンスの引き出しを全部抜いてください。
引き出しを支えている支柱や、レールなどのホコリを掃除機で吸って、乾いたやわらかい布で拭き取ります。
細かい部分は、綿棒を使って掃除しましょう。
天板の裏部分も忘れずに拭き掃除してくださいね。
側面や引き出しの表面部分など、見える部分は、やわらかい乾いた布に少量のお酢をつけて磨きます。
水や洗剤を使用すると素材が傷んでしまう場合がありますので、必ず乾拭きしてくださいね。
また、多くのご家庭のタンスでは、仕切りアイテムを使っていると思います。
これを機会に、仕切りアイテムも綺麗に掃除しておきましょう。
プラスチック製のカゴであれば、重曹水を作って雑巾で拭いても問題ありません。
木箱は、乾いた布で乾拭きをするなど、素材に合った方法でアイテムを綺麗にしましょう。
細かい所は、綿棒を使うと汚れが落ちやすく便利ですよ!
かなり細かい網目のある仕切りアイテムは、綿棒でも大きくて入らないこともあると思います。
そういった場合は、爪楊枝の先端に、少しだけティッシュを巻きつけて重曹水につけてから綺麗にしてください。
まとめ
今回は収納アイテムであるタンスの大掃除方法をご紹介いたしました。
洗濯したばかりの清潔な衣類を入れる収納タンスは、綺麗なものを使いたいものですよね。
年末の大掃除は、張り切って収納を綺麗にしてみましょう!