洗濯から洗顔まで!見直してみよう“固形石けん”の使い道

かつてはお歳暮などでの頂き物としても定番だった“固形石けん”。

ところが最近は、

「泡立てるのが面倒」

「小さくなったら使いづらい」

…そんな理由から、液体タイプの物に比べて人気は低迷。

使う機会がめっきり減ってしまったご家庭も少なくないようです。

スーパーなどでも「○○円で詰め放題!」といったように、格安で捌かれることもしばしば。

でも、ちょっと待ってください。

あなたのお家で眠っている固形石けん…実は掃除や洗濯をはじめ、家中・体中あらゆる場所で活躍する万能選手なのです。

 

固形石けんの使い道~台所の食器用洗剤として

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台所の食器用洗剤というと、ボトルに入った液体タイプの物が主流ですが、一度スポンジに固形石けんを付けて油がこびりつた食器を洗ってみてください。

きっとあまりの汚れ落ちの良さに驚くことでしょう。

ポイントは、しっかり泡立てて洗うこと。

スッキリ洗える上に、液体タイプの洗剤よりも手荒れが起きにくいなど良いこと尽くめ。

ただし、液体洗剤に比べて滑りやすくなりますので、食器の取扱いにはご注意ください。

お風呂場で石けんを踏んでサマーソルトキック…という経験をお持ちの方であれば、おわかり頂けると思います。。。

 

固形石けんの使い道~家中の掃除用洗剤として

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掃除で使う洗剤といえば、日本のご家庭ではお馴染みの“マイペット”をはじめ、「フローロング用」「ガスコンロ周り用」といった専用洗剤も数多く発売されていますので、掃除を行う場所によって使い分けている方も多いはず。

でも、そんな手間は今日限りでおさらばです!

固形石けんひとつあれば、お風呂から台所、居間のフローリングや窓にいたるまで、家中全てのお掃除に対応できます。

中でもおすすめなのが、換気扇の掃除です。

頑固な汚れの代表とも言える換気扇にこびりついたギトギト油は、専用洗剤を使わなくとも固形石けんを使えば綺麗さっぱり。

ただし、石けんによっては香料がキツいものがあるため、場合によっては香りが残ることも。

香りが気になる方は、使用する場所を考慮しましょう。

 

固形せっけんの使い道~洗濯用洗剤として

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固形石けんの大きな魅力である“洗浄力の強さ”と“汚れに直接こすり付けられる手軽さ”は、頑固な汚れが付着した衣類の洗濯にうってつけ。

特におすすめしたい活用方法が、泥汚れにまみれたスニーカーの汚れ落としです。

ドロドロになってしまったスニーカーでも、タワシやブラシに固形石けんをこすりつけて洗ってみると、驚きの洗浄力を実感できます。

固形石けんはスニーカーの汚れ部分に直接こすりつけても構いません。

同じように、シャツの袖や襟汚れに使っても効果的です。

洗濯用洗剤に比べて泡切れがいいことから、すすぎも簡単。

たっぷりつけて洗いましょう。

 

固形石けんの使い道~洗髪用のシャンプーとして

 

「固形石けんで髪の毛を洗うと“フケ”が出る」

「すすぎの時に髪の毛がキシキシになる」

こうした意見をよく耳にします。

しかし、そうした問題も正しい使い方をすることで万事解決。

むしろ、固形石けんを使うと市販されているシャンプーよりもなめらかな泡立ちを得ることができ、とてもすっきりと洗い上げることができるのです。

ポイントは、髪の毛を十分に濡らしてから固形石っけんを直接髪の毛につけること。

クルクルと数回まわしながら軽くこすり付けたあと、頭皮をマッサージするように洗い上げてください。

最初のうちに感じる髪の毛のキシミも、使い続けることで和らいでいきます。

 

固形石けんの使い道~手洗い用の液体ハンドソープとして

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手洗い用のハンドソープは絶対に液体タイプがいい…という方におすすめの方法です。

おろし金で固形石けんを細かく擦りおろし、耐熱容器に石けんの3倍程度の熱湯と共に入れ、よくかき混ぜます。

一晩置くとジェル状になるため、これをポンプ式のボトルに入れれば手洗い用のハンドソープはもちろん、ボディーソープや台所用洗剤としても、使い道が広がります。

石けんによっては香料や殺菌成分が入っているものあるため、香りの多いものは洗面所、香りが少ないものや殺菌成分入りのものはキッチン用というように使い分けるといいでしょう。

 

固形石けんの使い道~ニオイが気になる場所の芳香剤として

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これは実践している方が多いと思います。

芳香剤としてタンス、クローゼット、トイレ、玄関など、ニオイがこもりがちで気になる場所に置いてみましょう。

可愛らしい袋やリボンを使ってラッピングを施し、小皿などに載せて飾ると、ちょっとしたおしゃれ雑貨にも早変わりします。

香りが強すぎる場合は、固形石けんの包み方で調整しましょう。

市販されている芳香剤と違い、固形石けんは使って形が無くならない限り香りが消えることはまずありません。

交換の手間なく、いつまでもずっと使い続けられる手軽さも大きな魅力のひとつと言えます。