タンス貯金をする前に…正しいタンスのお掃除方法と豆知識

「タンス貯金」という言葉を聞いたことはありませんか?

普段は「衣類系のものしか入っていない」とイメージされるタンスにコッソリとお金をためる方法です。

俗に言うヘソクリですね。

 

タンス貯金の大前提はタンス内収納の清潔さ!

お金は昔から綺麗好きだと言われています。

ですので、衣類がゴチャゴチャに入っているタンスでは効果を得ることができません。

お金は、普段サイフに入っているものですので「暗い所が好き」とも言われています。

つまり、清潔感のあるタンスの中こそ、ヘソクリを溜めるにはピッタリの場所と言えるでしょう。

タンス貯金をしている方は、こういった理由でタンスの中にお金をしまうのです。

家族に見つからずにコソッとお小遣いをためるにもピッタリの場所ですし、お金も喜びますので、是非タンス貯金を実行してみてください。

 

タンスにお金を入れる前に…タンスの掃除をしましょう!

お金は不潔なところが大嫌いなので逃げて行ってしまうと言われています。

これは、物理的にお札に手足が生えてタンスをサスケよろしく飛び越えていくわけではありません。

普段使っているお金が、なんとなく使いすぎてしまい、タンス貯金に手を出したくなるというものです。

では、タンスのお掃除方法をご紹介いたします!

※タンスの素材によって掃除方法が異なりますので注意してください。

 

■塗装されたタンスの場合

柔らかい布で乾拭きします。

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強い汚れがある場合は、バケツの中のお湯に中性洗剤を少量入れて薄め、その中にやわらかい布を湿らせて汚れている部分を優しくこすります。

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乾拭きをきちんとしておくと、綺麗な仕上がりになりますので、面倒かもしれませんがしっかり乾拭きしておきましょう!

同様に、引き出しの中もホコリを掃除機で吸った後に乾拭きします。

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《注意》

化学雑巾やワックスを使用すると塗料が変色する可能性がありますので、絶対に使用しないでください。

 

■桐のタンスの場合

水分を使わずに乾いたやわらかい布でホコリを落とします。

引き出しの中も、ホコリを掃除機で吸った跡に乾拭きしてください。

《注意》

洗剤を使って拭いてしまうと表面に拭き跡が残ってしまいますので、絶対に使用しないでください。

 

タンスのトラブル例と対処法

■引き出しがきつくなってしまった

使っているうちに引き出しが硬くなって開けにくくなってしまうことってありますよね。

このトラブルの多くが湿度が高くなったときに木が膨張してしまったために起こる“ねじれ”です。

こういった場合は、以下の手順で調整します。

  1. 引き出しを全部抜く
  2. 風通しの良い場所で日陰干しする
  3. 引き出しの擦れ合う部分に固形石けんを塗る(石ロウでも可能ですが)
  4. もとの場所に置くときに、タンスが水平になっているかを確認し、傾いている場合は調整する

■カビがはえてしまった

湿気がたまってタンスやタンスの裏にカビがはえてしまった場合は、以下のように対処してください。

  1. バケツに家庭用カビ取り洗剤を入れ、水で薄める
  2. 雑巾を洗剤水に入れて硬く絞り、カビ部分を拭く
  3. もとの場所に置くときに、壁から20センチほど離して設置する

■表面に傷がついてしまった

こればかりは、完全に補修しようがありませんが、少しでも傷を目立たなくするために、傷がついてる箇所の色に近いクレヨンなどで色をつけてください。

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また、現在はホームセンターなどで専用の傷隠し(クレヨン状)も売っていますので、試してみてくださいね。

 

タンス貯金に挑戦!知っておきたい豆知識

■タンスの位置は北が吉

風水的に、タンスの位置は北が良いとされているようです。

黒のタンスであれば効果抜群!

これは、中国の民間伝承で「北に大切なもの(お金)を収納すると溜まる」と言われており、黒いタンスは「守る」という意味合いで四聖獣の『玄武』をなぞらえています。

玄武は、黒い亀の姿をしていますので、それがもととなっているようです。

 

■お金を入れる財布は白

タンスの中にお金を入れるときに、封筒やお財布に入れる方がほとんどだと思います。

このときに、タンスの中に入れる財布や封筒の色は白が最適です。

白という色には、「新しいお金が入ってくる」という言い伝えがあります。

自分で白い折り紙などでお金を入れる封筒を作ってみると楽しいかもしれませんよ!

…ということで、白いコピー用紙を使って封筒を作ってみましたが、絵心のない私が作った封筒は大好きなネコをモチーフにしてみましたが…なんか怖いですね。

器用な方は是非チャレンジしてみてください!

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■目標を決めると溜まりやすい

タンス貯金の多くが「家族にナイショ」という場合が多いと思います。

いざというときの家計の足しに…と思っている主婦の方がタンス貯金を好んでいる傾向です。

タンス貯金を始めるときに、金額は低くても良いので「○万円ためる」など目標を持つことで、楽しくお金を増やすことができます。

隠す場所ですが、くれぐれも空き巣に狙われないように目立つ場所にしまわないようにしてくださいね。

連休などで長く家を留守にする場合は、必ずお金を銀行に預けましょう。