タンスの中に衣類を入れ過ぎると、お目当ての洋服が見つからなかったり、あるいは無理にひっぱり出したときに生地が傷んでしまう…という残念なことが起こりやすいものですよね。
でも、タンスの中をサッパリ片づけたい…と思っている方は非常に多いと思います。
では、この機会に「使わないものは捨てる」という決断をしてみてはいかがでしょうか。
今まで、なんとなくタンスに入れておいたものや、とりあえず入れておいた…などなど、そういった使用頻度が限りなくゼロに近い衣類を捨ててサッパリしましょう!
こちらでは、なかなか捨てられないという方に、捨てるヒントを6つほどご紹介させていただきたいと思います。
ヒント1:「とりあえず」はどうにでもなる
タンスの中にとりあえず入れてある洋服。
「着る予定もないけども捨てる意味もないし…」と迷っているあなた。
「とりあえず」とタンスの中に入れてある洋服の多くが「なくてもどうにでもなる」という洋服です。
とりあえず、と思ったら「いらないもの」と同じ意味だと思って捨てることを前向きに検討してみてください。
そのぶん、タンスの収納スペースは広くなりますので、デメリットにはなりませんよ。
ヒント2:消耗品の数を決めて収納する
消耗品とは下着などのことです。
「靴下の生地が薄くなってきたので新しいのを購入しました」
このようなときに、人間は不思議と古い靴下を「とりあえず穴があくまで使ってみよう」と新しい靴下と一緒に引き出しに入れてしまう傾向があります。
私も、新しいショーツを購入したにも関わらずゴムが伸びてしまった古いショーツをとっておく癖がありました。
でも、これはタンスの中をゴチャゴチャにしてしまう原因だったのです。
タンスのサイズは限られていますので、消耗品の保持数を決めると古い下着が捨てやすくなりますよ。
ヒント3:家族全員でタンスの中を整理する
タンスの中を整理整頓するのは、やはり女性になってしまいがちですよね。
しかも、一人で悩んでしまう傾向です。
「主人の古いトランクス…捨ててもいいわよねぇ?捨てたら怒るかな?」
「息子のズボン…お気に入りだったはずだけど、大きなシミがついてるし捨てよう」
日本人は「捨てる」という行為に罪悪感を覚える傾向です。
それを、家族の一人だけに任せず家族全員ですることにより、捨てる痛みを共感し、無駄のない生活をするという心を育てることができます。
自分のものを自分で捨てるということにより、物を大切にする教育にもなるというわけです。
ヒント4:一ヶ月に一度は不用品の確認をする
独り暮らしの方でも、家族のいる方でも、月に一度決まった日に不用品の見直しをすると、タンスの中がいつでも綺麗な状態で保つことができます。
不用品を入れるボックスやダンボールを用意し、その中にポイポイ入れていきます。
そして、不用品ボックスに入った衣類をゴミとして処理をするかバザーなどに出すかなどを、後でゆっくり考えましょう。
捨てるという行為が嫌いな方はリサイクルショップに売ったり寄付したりすると罪悪感がなくなると思いますよ。
ヒント5:捨てたくないあなたはレンタルサービスを使うのもアリ
タンスの中のものを捨てる時に、「いつかは使うはず」「あれば便利」「高価な服だったからもったいない」などという理由でなかなか捨てられない方って多いですよね。
そんなときは、「最初から買わない」という方法もあります。
普段着以外のパーティー用のドレスや、着物、スーツなどは所有せずにインターネットのレンタルサービスを使うのです。
今は、レンタルサービスも数がどんどん増えてきていますので、上手に活用してください。
ヒント6:リサイクルルートを確保しておく
洋服の処分は、先ほども言いましたがなかなかもったいなくてできないものですよね。
そんなときは、ご家庭内でのリサイクルを考えてみてください。
- いらない洋服を切って、窓拭き掃除の際に使う
- 古くなったタオルは雑巾として使う
- 古いけど可愛い模様の入った衣類をリメイクして新しいものを作る
などなど、選択肢はたくさんあるはずです。
ただ捨てるよりも気持ちが傷まないですし、リサイクルしていると楽しくもなります。
また、自治体で古着の回収をしているところもありますし、病院などでぼろ布を募集していることがありますので、他の方に再度使ってもらうのも気分がスッキリします。
まとめ
タンスの中の「どうしよう…」という品を処分する覚悟はできましたか?
タンスもクローゼットも押入れも同じことが言えますが、スペースは限られています。
ですので、無限に衣類を増やし続けることはできません。
「収納上手は買物上手」とも言われていますが、これは、同時に新しく買ったら古いものは処分することに長けているということでもあるんですよね。
皆さんも、どうぞ収納の達人を目指してくださいね!