現在、日本でのペット飼育数は15歳未満の子供よりも多く、家庭の4割もの人が家族の一員としてペットと暮らしているそうです。
ストレス社会で生きる私たちが、いかにペットに癒しを求めているのかが、良くわかる数字と言えますよね。
そんな家族ともいえるペットたちと快適に過ごすためにはどうしたら良いのか?
飼い主が気になること、1位「抜け毛」2位「臭い」3位「ばい菌の繁殖」と続いていきます。
特にこまめに洗うことがないベットなどはダニの温床となり、人間の私たちの健康にも害を及ぼすことが考えられます。
みんなはどうしているの?ペットの洗濯
私の家には小型犬一匹と猫一匹が共に暮らしています。
我が家の洗濯事情はと言いますと、やはり抜け毛が気になるので一緒の洗濯機を使いますが、洗濯物は別々に洗っています。
中には抜け毛が原因で洗濯機が故障しないようにと、専用の洗濯機を買うご家庭もあるようですね。
そうすることが一番良いのかもしれませんが、普通の家庭では洗濯機を2台置くスペースも中々ありませんし、そこまでする人はあまり聞いたことがありません。
もしこれから洗濯機の購入をお考えの方がいたら、ドラム式は避けた方がいいかもしれません。
ドラム式の場合水を少量しか使用しないので毛が取れにくい難点があるようですよ。
どうしてもペットと別の洗濯機を使いたいという方には「小型ペット専用洗濯機」も販売されているのでチェックしてみてはいかかでしょう?
お値段も1万円~1万5千円ほどで販売しているのでお手頃ですよね♪
洗濯前処理~抜け毛
ペットたちの洗濯物は「ベット」「服」「おもちゃ」「タオル」など様々なものがありますが、これらは人間と同様清潔なものを与えてあげたいですね。
まず基本は洗濯する前に「コロコロ」を使用してある程度抜け毛をキレイに取ることから始めます。
コロコロがなければ、ガムテープでも構いませんよ。
布製よりも紙製のほうが粘着力はあるので毛を取るには適しているようです。
実践洗濯~ベット編
ペットを清潔に保つには月に2度のシャンプーが適切とされています。
せっかくきれいにしてあげたのですから、そのときに使用していたマットやベットもきれいさっぱり洗濯してあげましょう!
※用意するもの
- コロコロ又はガムテープ
- たらい
- 洗剤液
コロコロなどでキレイに毛を取ってから洗濯を始めます。
お風呂場で作っておいた洗剤液を少しずつかけていきます。
手洗いや足踏み洗いで汚れを落としていきます。あまりやりすぎると型崩れしてしまうのでほどほどでやめておきましょう。
手で押しながらきれいにすすいでいきます。
脱水のかけすぎは型崩れの原因となるので注意が必要です。
大きさにもよりますが1分くらいでOKです。
日光や風通しの良い場所でしっかりとすばやく乾かしていきましょう。
乾き残しがあると菌が増殖して悪臭の原因となります。
※洗濯機を使用する場合には型崩を防止するためにも、デリケート洗いを選択して優しく洗いましょう。
ポイントですが、洗濯物は7割程度に押さえ水の量に注意することです。
先程も言いましたが少量の水で洗濯すると付着している毛を取ることができなくなってしまうので注意です。
嘔吐物の洗濯方法
ペットたちは嘔吐することがよくあり、それは腸内環境を正常に保とうとする自然な現象といえます。
特に猫ちゃんは毛繕いが大好きなので、胃に溜まった毛をよく吐き出すので洗濯するのも大変です。
そんなときにはまず、ティッシュなどである程度の汚物を取り、洗面台やたらいを使い手洗いしていきます。
除菌したい方は漂白剤を入れたぬるま湯に数時間浸しておくとよいでしょう。
絨毯にしてしまったおしっこの処理
ペットたちが絨毯におしっこをしてしまったときは皆さんどうしていますか?
マットなら洗濯機に入れて洗うこともできますが、大きな絨毯となるとそうもいきませんから困ってしまいますね。
まずは、水分をタオルや新聞紙、ペットシートなどを使い十分に拭いてください。
その後に水拭きし、重曹をたっぷり振りかけて放置しておきます。
できれば一晩置くとより効果的ですが、数時間でもOKです。
その後掃除機できれいに重曹を吸い取り完了となります。
水分が含んでいると色落ちすることもあるので、目立たない部分で試してから使用してくださいね!
重曹を粉のまま使わずに水に溶かして使う方法もあります。
100均でも売っている重曹は家計にも優しく、常備しておくととても便利でGOODです!
簡単に作れるお酢のスプレー
他にもお酢を使って臭いを取る方法もあります。
酢には柔軟剤のような効果もありますし、重曹と同じく食物なのでペットにも安全ですね。
私は100均で売っているスプレーボトルに「酢」と「少しの水」を入れて常備しています。
酢の独特のツンとした匂いが嫌だという方も、気化してなくなるのでそこはご安心を!
驚くほど臭いがなくなるのでとてもオススメです♪
猫はお酢のツンとした匂いを嫌うので時折スプレーしておくと効果的ですよ!