生理時に、いくら生理用ナプキンを装着していても、寝ている間によれてしまい、朝起きると下着が真っ赤になっていた…ということは女性なら誰しも体験しているはず。
洗濯しても、血はなかなか落ちないものですし、同様におりものもシミになりやすいのです。
しかし、汚れがシミになってしまう度に、新しい下着に買い換えていると、とてつもない出費になってしまいますよね。
中には「汚れた下着なんて人に見せるものではないのだから、シミがついていても我慢して使用する」といった方も多いはず。
実は、この下着の汚れ…我慢する必要などないのです。
洗濯するときに、ほんの少しのテクニックを使うことにより、あなたの下着は今よりもずっと長く愛用することができます。
では、こちらでは女性の下着の効果的な洗濯方法を画像と一緒にご紹介いたします。
(※画像は女性下着ではなく子ども用下着での実演となります)
ショーツのデリケートゾーンの手洗い方法
女性のショーツは身体上汚れやすいもの。
同時に、菌が繫殖しやすいので、汚れたままの下着を使用するとカンジダ膣炎などの病気になってしまう危険性がありますので、是非こまめに洗濯しましょう。
おりものシートや生理用ナプキンを装着することにより、デリケートゾーンの汚れが気にならない場合は、
全自動洗濯機にお任せしても良いのですが、汚れがついてしまった場合は、つけ置き洗いをおすすめいたします。
大切なのは、汚れが繊維に沈着してしまう前に、こまめにつけ置き洗いすることです。
まずは、頼れるアイテムをご紹介いたします。
サラサーティー ランジェリー用洗剤 経・おりもの用120mL(定価:税抜き360円)
サラサーティーと言えば、おりもの専用ナプキンというイメージがありますが、もちろん汚れ対策の洗剤も販売していました。
定価は、容量120mLで税抜き360円ですが、ドラッグストアなどに置いてある商品ですので、ドラッグストアによってはもっと安く購入できることも多くあります。
小さな容器に見えますが、かなり長く使えるので、節約好きな女性にも気に入っていただけると思います。
つけ置きするタイプですので、手間もかかりませんし忙しい女性にもピッタリです。
ちなみに、経血によって汚れたショーツだけではなく、切り傷などによってできた血のシミなどにも効果があります。
汚れれてから時間が経ってしまい、かなり頑固になってしまった汚れにも対応していますので頼れるアイテムですね。
1本常備しておくことで、安心感がありますので、是非用意しておいてください。
それでは、ランジェリー用洗剤の使用方法をご説明いたします。
具体的な流れ
1:水洗い可能な繊維なのかを確認(絹・キュプラ・レーヨンなどはNG)
2:洗面器や洗面台にぬるま湯を溜め、ショーツを浸す
3:ぬるま湯の中に原液を適量入れる(ぬるま湯500mLに対し10mLが適量)
※ボトルを逆さまにした状態で指で押し、液面が1目盛り減れば10mLです
4:20分ほどつけ置きしてから全自動洗濯機で普通コースで洗う
5:日当たりの良い場所で干す
ワンポイントアドバイス!汚れがひどい場合
つけ置き洗いは、シミ防止に効果的ですが、汚れがひどい場合は、ぬるま湯に浸す前に原液を汚れた部分に直接つけて、揉み洗いしてから全自動洗濯機に入れましょう。
ショーツの干し方でも長持ちするかは決まる
洗ったショーツですが、ほとんどの方が、角型ハンガーを使用しぶら下げるような形で干していると思います。
その際には、必ずウエストの部分を洗濯バサミで挟むようにしてください。
干すときの固定方法を間違えてしまうと、型崩れの原因にもなりますし、乾いた後に「変なところに洗濯バサミの痕がついていてショック!」…というトラブルにもなってしまいます。
女性にとって下着は、聖域とも言われています。
普段は誰にも見せることのない部分…自分だけが知っている自分の好みだからです。
洋服は、人の目を気にして選んでしまうものですが、ショーツは自分だけの好みで楽しめるプライベートなものなんですね。
下着洗いを自分の手で行うことによる美意識向上効果
女性の中には、ショーツを取り替えるときに、同時につけ置きするという方もいます。
これは、女性の美意識にも効果があるそう。
いつも綺麗でいるには、普段見せない下着であっても、自分の手で毎日洗うということを美しさを維持するべきと言う美容家もいます。
美しさを自分の手で維持するということを習慣化することで、美意識を高める…洗濯には女性の美意識を高める効果もあったのです。
女性にとってデリケートな部分でもあり、大切にしたいプライベートなものでもある下着。
そんな、あなたのお気に入りのショーツを正しい方法で洗濯し、長く愛用してくださいね!
女性の下着は意外と汚れるもの。
女性は「経血」や「おりもの」によって、下着に頑固な汚れがついてしまうのです。
これは、女性特有の身体的な自然現象ですので、仕方の無いことです。