お子さんのいらっしゃるご家庭では、洗濯に頭を悩ませているご両親も多いのではないでしょうか。
お子様がまだ小さな場合は、新米ママさんや新米パパさんもおられると思います。
そんな大変な親心を知ってか、知らずか…子どもはおおはしゃぎで遊び、衣類を汚したりするものですよね。
つい、カーッとなってお子さんを叱りつけてしまった経験のある方も多いと思います。
「こんなに汚しちゃって・・・!洗濯するの大変なのよ!」
本心から怒鳴ってしまった経験のある、新米ママさん、新米パパさん。
どうかご安心ください。
こちらでは、お子さんが衣類を汚してしまった場合の洗濯方法・・・いえ、簡単な洗濯の裏技をご紹介いたします!
どうか、ゆったりとした気持ちで子育て頑張ってくださいね。
衣類の泥汚れには乾燥させることがポイント
公園で遊んできたかと思ったら、返ったときには泥だらけで「ただいま!」という子ども・・・
親としては、「楽しく遊べて良かったね」という言葉の反面「早く洗濯しなくちゃ!」という焦りもあるかと思います。
しかし、泥汚れに焦りは逆効果なんです。
泥というのは水に溶けない性質(不溶性)なので、慌てて水で濡らして洗濯しても汚れは落ちませんし、かえって衣類を傷つけたりシミの原因となってしまうこともあるのです。
では、対処方法です。
《用意するもの》
- 洗濯用ブラシ(古い歯ブラシでも代用できます)
- 洗濯用石けん
- スティックノリ←ポイント!
1:天気の良い日に泥汚れのついた衣類を乾燥させる
2:泥を洗濯用ブラシや使い古しの歯ブラシではらって落とす
3:泥汚れのついた箇所を水で揉み洗いする
4:揉み洗いした箇所にスティックノリを塗る
5:洗濯機に入れ標準コースで洗う
実は、スティックノリは吸着性に優れており、洗濯前に泥汚れのある箇所に塗っておくことでノリが泥を吸着して衣類から離れやすくなるのです。
多くのスティックノリは水溶性ですので、洗濯機に入れても問題ありませんが、接着剤は不溶性のものが多いので使用はできません。
スティックノリは、液体タイプでも固形タイプのノリでも使用できます。
繊維の奥まで泥が染みこんでしまった場合は、バケツに40℃のぬるま湯と液体洗剤を入れ、その中で2時間程度つけ置きするのが効果的です。
どうしても汚れが落ちない場合は、漂白剤もプラスすると綺麗に落とせることが多いので試してみてくださいね。
衣類にお絵かきをしてしまった場合はペンの性質に合わせた対処法を
お気に入りのシャツを着て、楽しそうにお絵かきしているお子さん。
静かに遊んでいるので、ちょっと目を離して夕飯の用意を・・・と思ったら、紙にではなく衣類にまでお絵かきをはじめてしまった・・・!
子育て中の「あるある」パターンですよね。
この場合は、お子さんの持っているペンに注目してください。
ペンの性質によって、対処方法は異なります。
クレヨン
クレヨンはは油ですので、ママのクレンジングオイルを塗ることで綺麗に落とすことができます。
しつこい汚れには、クレンジングオイルに台所用洗剤をプラスして、揉むように洗ってください。
大抵はこの方法で落とすことができます。
カラーペン
水性ペンの場合は、ハンドソープやボディソープで簡単に落とすことができます。
汚れた箇所を揉むように洗ってください。
油性ペンの場合は、ママのクレンジングオイルで落とすことができます。
カラーペンはシミになりやすいので、対処した後もきちんとすすぐようにしてくださいね。
鉛筆・色鉛筆
汚れた箇所に固形石けんをつけ、すすぐ・・・という工程を繰り返してください。
優しく揉み洗いするのがポイントです。
絵の具
絵の具も油でできていますので、台所用洗剤が大活躍してくれます。
まずは、不要になった布を用意し、汚れた箇所の下に敷きます。
上から歯ブラシなどでポンポンと叩くと、下に敷いた布地に汚れがうつっていきますので、汚れが薄くなったと感じたら、液体洗剤で揉み洗いしましょう。
カレーライスを食べていたら・・・あるあるトラブル解決法
「気をつけて食べてよ・・・こぼさないでよ・・・」
そんなママさんを無視するかのように、食べていたカレーライスを豪快に洋服にこぼしてしまうお子さん。
これも、お子さんのいるご家庭のあるあるトラブルですよね。でも、大丈夫。
カレーのスパイスは太陽の光をあてることで分解されますので、シミになる前に水につけて、そのまま外(室内の場合は太陽の当たる場所)に干すだけで、綺麗に汚れを落とすことができます。
カレーの場合は、そんなに慌てなくても良いのですが、同じく衣類を汚してしまう危険性がある食べ物と言えば、ミートソースですよね。
ミートソースは、シミになってしまう可能性が高いので急いで洗濯してください。
台所用洗剤を汚れた箇所に塗り、不要な布などで拭き取ります。
これを繰り返し、最後は綺麗に水ですすいでください。
ポイントは、つまむように洗うこと(つまみ洗い)です。