アイロン掛けの基本~あなたに合ったアイロンの選び方

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洗濯界の革命児「全自動電気式洗濯機」が登場したことによって、私たちの洗濯事情はそれまでの「洗濯板」を使った手洗いから一変し、効率の面では劇的な飛躍・向上をみせました。

ところが、それでもいまだに「全自動」とはいかず、一般家庭では必ず手作業で行わなければならない行程というのが残されています。

それが、アイロン掛けです。

「洗濯は気持ち良いから好き!…でも、アイロン掛けは面倒だし苦手…」

そういう方も多いと思います。

しかし、綺麗に洗った衣類もシワシワでヨレヨレ…なんていう状態では、せっかくの洗濯も台無しです。

そこで今回は、アイロン掛けの基本をマスターすべく、

まずは自分にあったアイロンの選び方について学んでいくことにしましょう!

 

大きさだけじゃない!アイロン選びで大切なポイントとは

アイロンは大きさや形、メーカー、重さ、そして使う方の感じ方によって、大きく「使い心地」が異なります。

そのため、購入する際には家電売り場で実際にアイロンを手に取って、以下のようなポイントの違いを確かめることが大切です。

 

①アイロンの大きさ

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アイロンは大きければ大きいほど、一度に多くの面でシワを伸ばすことができるため、ついつい大きさばかりに目を取られがちですが、そこには大きいなりのデメリットも当然ながら存在します。

たとえば、ボタン周りやギャザー、フリルなどの細かい部分や小回りが必要な箇所のアイロン掛けではその大きさが不利となり、使いにくく感じることもあるでしょう。

反対に小さいアイロンの場合は、上記のような細かい箇所のシワ伸ばしは得意となりますが、当然一度に掛けられる面は少なくなります。

 

ここで重要なのは大きさだけに捉われず、アイロンの重さや「すべり具合」も同時にチェックしていくことです。

中でも「すべり具合」は、普段からアイロン掛けに慣れ親しんでいる主婦の方々が、特に重要視するポイントのひとつであるため、アイロン初心者さんはそうした点にも気を配ってみましょう。

 

②コードの有無

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アイロン掛けをしていると、コードが邪魔に感じる局面というのに多々遭遇します。

そんな悩みを解消してくれるのが「コードレスアイロン」です。

コンセントからコードが伸びる通常のアイロンとコードレスアイロンでは、断然コードレスアイロンの方が使いやすく便利ですが、そこにはコードレスならではの問題も。

コードレスアイロンは充電式になるため、通常のアイロンに比べて温度が冷めやすいという欠点があるのです。

温度と使い勝手…ご自身の衣類事情に合わせて、どちらを優先させるか考えてみましょう。

 

③スチーム機能

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頑固なシワや深い折り目などが付いてしまい、通常のアイロン掛けでは対処できない時に強い味方となるのが、熱した水蒸気を一気に噴出させる「スチーム機能」です。

現在の一般的なアイロンには、大抵このスチーム機能がついていますが、アイロンによってこの時のスチーム量が異なります。

スチーム量が多ければ多いほど、シワ伸ばしには大きな効力を発揮しますので、スチーム量の多さに注目するのも、アイロン選びのひとつのポイントです。

 

③消費電力と温度調節機能

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一般的な家庭用のアイロンは、消費電力が1000ワットから1200ワットになっていますので、それほどワット数による大きな違いを気にする必要はありません。

また、大抵のアイロンに衣類に合わせた温度調節機能がついており、高(約200度)、中(約160度)、低(約120度)というように3段階の温度から選択できるものが多くなっています。

一般家庭で使用する際には、上記の3段階に調節できるアイロンがあれば十分でしょう。

 

あると便利!ちょっと変わった特殊なアイロンをご紹介

■ソフトアイロン

アイロン掛けをする場合は、衣類に合わせて温度を調節し、衣類を傷めないよう「当て布」をしてから掛けるのが一般的です。

しかし中には、スーツなどにちょっとしたシワを見つけてしまった場合など、「いちいちアイロンを用意するのが面倒くさい!」「すぐにシワを取りたい!」という場面も。

そんな時に、温度調節も当て布をする必要もなくササッと簡単に衣類のシワを伸ばせてしまうのが、「ソフトアイロン」と呼ばれるものです。

このソフトアイロンは衣類をハンガーに掛け、シワ部分を軽くなでるだけでシワが取れてしまうという優れもの。

通常のステンレスを使用したアイロンの掛け面とは違い、ソフトアイロンには柔らかい布状の掛け面が採用されているため、温度調節が不要な上に当て布が無くてもコゲやテカリといった失敗がなく、誰でも簡単にふんわりと仕上がるのです。

 

■ズボンプレス機

スーツが勝負服の営業マンを旦那さんに持つご家庭でぜひ取り入れて頂きたいアイロンが、「ズボンプレス機」です。

通常のアイロンでも、スーツのズボンに折り目を付けることは可能ですが、よりビシッ!と決めたい時は、ズボンプレス機に勝るものはありません。

シワひとつなく、スッキリと通ったラインが栄えるスーツを身にまとえば、お相手への第一印象も格段にアップさせることができますよ。