仕事に忙しい男性の方の中には「洗い方がわからないから汚れたら捨てる」という意見もあり、驚きました。
やはり、スニーカーを洗うのは面倒といった印象があるようです。
しかし、ここでご紹介する靴を洗う方法ですが、そんなに時間もかからず簡単に汚れを落とせますのでご安心ください!
忙しい方でもすぐに実践できる簡単な方法ですので、是非お試しくださいね。
シミになってしまう前に洗うのが大原則!
白いスニーカーなどは、泥汚れが目立ちやすいものですよね。
お子さんの上履きなども同様で、黒ずんでしまったり、嫌な匂いがしてきたり…靴のトラブルは絶えません。
まず、靴を綺麗に履き続けるのには、泥汚れがついてしまい繊維に沈着する前に洗うのが大原則です。
匂いも同様で、一度ついてしまったシミや匂いはなかなか消し去ることができません。
こまめにケアすることがとても大切なのです。
「綿」「ナイロン」「合成皮革」などの素材は水洗いできますので、こまめに自分で洗うことを習慣化させてくださいね。
※女性用の靴などに装飾品がついている場合がありますが、その装飾品が水に弱い素材の場合があります。その場合は水洗いできませんのでご注意ください。
また、こちらで紹介するスニーカーの洗い方ですが、一般的なスニーカーの洗い方ですので、高価なスニーカーやコレクションしているスニーカーには適していません。
そういった場合は、クリーニングのプロにお任せしてくださいね。
スニーカー洗い実践!簡単に汚れを落とすアイテム
まず、靴の素材表示や注意事項などを確認し、水洗い可能なのかを確認しましょう。
水洗いできない靴は、絶対に自分の判断で洗わないようにしてください。
■ズックリン350g(定価:税込み378円)
現在は、個人で靴を洗えるように、靴用洗剤が販売されています。
有名なのは、ジョンソン株式会社の『ズックリン』ですね。
驚くほど汚れが落ちるので、個人的にも大絶賛している商品です。
お値段も意外と安いので、金銭的に無理なく購入することができるところも魅力ではないでしょうか。
それでは、実践してみたいと思います!
《用意する物》
- 靴用洗剤(ズックリン等)
- 洗濯用ブラシ(使い終わった歯ブラシでも可)
- 洗面器やバケツ
★靴用洗剤がない場合は、通常の洗濯用洗剤でも代用できます
- 靴についている泥汚れを手で叩いて落とす
- 洗面器やバケツにお湯(40~45度)を入れ、その中に汚れた靴を浸す
- 靴に洗剤をかけ、洗濯用ブラシや歯ブラシなどでこすり洗いする
- お湯で、充分にすすぐ
- 基本的に日陰干しするのが好ましい
たったこれだけで、驚くほど靴の汚れが落ちます。
あまりに汚れが落ちるので、面白くて病み付きになってしまう方もいらっしゃるのだとか。
ちなみに、ズックリンには消臭効果もありますので、嫌な匂いも同時に消すことができますよ!
靴を洗う際の注意事項
たまに、靴用洗剤で靴を洗ったら変色してしまった…というトラブルがあります。
このトラブルの多くが、靴の素材を確認しなかったがために起こるものです。
特に、外国製の靴に多いのですが、布を貼り合わせるための接着剤に水溶性成分を使用している場合があり、そういった靴は、水に浸すことで接着剤の水溶性成分が染み出し、黄色く変色してしまうことがあるのです。
靴を洗う際には、必ず靴の注意表示や素材表示を確認しましょう。
また、皮革製品の靴は水洗いできませんのでご注意ください。
レザースニーカーの洗い方
現在は、スニーカーを「運動靴」としてではなく、オシャレなファッションアイテムとして認識されています。
中には、レザーでできたスニーカーもありますよね。
非常にオシャレなアイテムですが、レザーのスニーカーと綿成分のスニーカーとは洗い方が異なりますので注意してください。
それでは、レザースニーカーの洗い方をご紹介いたします!
レザースニーカーの洗い方
- ひもを外した状態で、さっとぬるま湯につける
- ひもと一緒に、皮用洗剤をつけ柔らかい布で優しくこすり洗い
- 洗剤をきれいにすすぐ
- タオルなどで水気をしっかり拭き取り、日陰干し
- 乾いたら、皮専用の仕上げクリームを塗る
※画像は省略しました。
まとめ
思っていたよりも、スニーカーは自分で簡単に洗うことができるのです。
クリーニングのプロに任せるのも一つの方法ですが、コストを考えると自分で洗ったほうが良さそうですね。
もちろん、高価な靴などは自分の判断のみで洗ってしまうと悲しい結果になってしまいますので、潔くプロにお任せしてしまいましょう!
小さなお子さんがいる家庭のみならず、靴についてしまった泥汚れや嫌な匂いに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
時折、スニーカーをそのまま全自動洗濯機に入れて洗ってしまうという豪快な方法を用いる方もいらっしゃいますが、洗濯機本体のことを考えてもそれはNG行為です。
(洗濯機は高価なものですので、できれば何年も使いたいですよね…)