台所用品だからこそきちんと洗濯したい!~鍋つかみや鍋敷き編

洗濯するべきなのは、衣類だけではありません。

調理するときに使う鍋つかみや鍋敷きも、是非こまめに洗ってください。

食品を扱うキッチンだからこそ、アイテムはいつも清潔な状態にしていたいものです。

水洗いできる素材であれば、簡単に手洗いすることができますので、今すぐ実践しましょう!

それでは、キッチン用品の洗濯の仕方をご紹介いたしますので、是非参考になさってくださいね!

鍋つかみの正しい洗い方と消毒方法

535_1

意外と洗濯をするという判断ができないのが鍋つかみです。

しかし、食品を入れたお鍋を扱うときに使用するアイテムですので、是非こまめに洗って清潔な状態で使用してくださいね。

《用意するもの》

  • キッチン専用石けん
  • 洗面器
  • 重曹

 

1:鍋つかみに付着しているホコリなどを払う

2:洗面台に30℃のぬるま湯をためる

3:ぬるま湯の中に鍋つかみを浸す

535_2

4:キッチン専用(ふきん専用)の石けんで揉み洗いする

5:洗面台のぬるま湯を変えてすすぐ

6:清潔な洗面器などに鍋つかみを入れる

7:鍋つかみを入れた洗面器に熱湯をかけて消毒する

8:熱湯の中に重曹(大さじ1)を入れて30分つけ置く

9:清潔なタオルに挟んで水気を取る

10:洗濯バサミなどに挟んで干す

鍋敷きの正しい洗い方と消毒方法

535_3

鍋つかみと同じく、食品を扱うキッチン用品である鍋つかみも、こまめに洗っておきたいものです。

頻繁に使う方は、週に1度のペースで洗濯・消毒することをおすすめします。

多くの鍋敷きがキルト素材でできていると思いますので、手洗いすることができます。

この機会に是非チャレンジしてみてください!

《用意するもの》

  • キッチン専用石けん
  • 古い歯ブラシ
  • 洗濯ネット
  • 洗面器
  • 重曹

1:鍋敷きについたホコリやコゲなどを古い歯ブラシで払い落とす

2:鍋敷きを洗濯ネットに入れる

2:洗面台に30℃のぬるま湯をため、その中で台所用石けんを泡立てて入れる

3:ぬるま湯の中に、洗濯ネットに入れた鍋敷きを入れ、その中で押し洗いする

4:ぬるま湯を綺麗なものに入れ替え、すすぐ

5:タオルなどではさんで水気を取る

6:清潔な洗面器に鍋敷きを入れ、熱湯をかけて消毒する

535_4

7:熱湯の中に重曹(大さじ1)を入れて30分間放置する

8:タオルで挟んで水気を取る

9:形を整えて、洗濯バサミに挟んで干す

ティッシュケースの正しい洗い方

535_5

台所にティッシュを常備しているご家庭も多いと思います。

その際に、テキッシュカバーをつけていると油汚れなどで不衛生になってしまう可能性が高いので、やはりこまめに洗濯をすることが大切です。

洗濯OKな素材だと水洗いができますので、是非サッとご自分の手で洗うようにしましょう。

《用意するもの》

  • 古い歯ブラシ
  • 洗濯ネット
  • 洗濯用液体洗剤
  • 台所用洗剤
  • 洗面器
  • 重曹

1:ティッシュカバーについているホコリを古い歯ブラシなどで払い落とす

2:油汚れがついている場合は、汚れている箇所を台所用洗剤を歯ブラシにつけて優しくこする

3:水道水で台所用洗剤を流す

4:ティッシュカバーを洗濯ネットに入れる

5:洗面器に30℃のぬるま湯を入れ、その中に洗濯用液体洗剤を少量入れて泡立てる

6:ぬるま湯に洗濯ネットに入れたティッシュカバーを入れ、優しく押し洗いする

7:洗面器のぬるま湯を綺麗なものに変え、2回~3回すすぐ

8:最後のすすぎのときに重曹(大さじ1)を入れる

9:両手で引っ張るように形を整え、洗濯バサミに挟んで干す

コワーイ台所の雑菌のお話

台所には様々な雑菌が潜んでいます。

では、その雑菌について少しご説明させていただきますね。

いかにキッチンアイテム(鍋掴みなど)をこまめに洗濯する必要があるのかがわかると思います。

大腸菌

人の糞など関係のない自然界でも繫殖する菌です。

代表的な大腸菌では「腸管出血性大腸菌O157」などが挙げられます。

潜伏期間は1日~10日間と長いので要注意です!

黄色ブドウ球菌

三角コーナーなど、汚れた食品の中で「エンテロトキシン」という毒素を作る菌です。

エンテロトキシンは、熱や乾燥に強く、強い酸性やアルカリ性の中でも増殖するという非常に強い菌ですので注意が必要です。

セレウス菌

主に米飯の中で繫殖する怖い菌です。

特に冷めた食品の中で増殖しますので、三角コーナーなどには注意してください。

熱に強く、増殖力もある菌ですので、こまめな掃除が必須となります。

まとめ

キッチンアイテムの洗濯を怠ると、最悪食中毒になってしまう危険性もあるのです。

食中毒の特徴は「発熱」「下痢」「嘔吐」「血便」「腹痛」「胃痛」などですが、どれも非常に不快ですよね。

食中毒で亡くなってしまった方もいますので、キッチンアイテムはこまめに手入れし、清潔な状態で使用しましょう。

キッチン用の除菌用洗剤なども有効ですので、気になる方は薬局でお買い求めください。