タオルの基本的な洗濯方法~タオルケットも綺麗に洗おう!

洗濯初心者さんが、一番最初に洗濯をするのはタオル類ではないでしょうか。

タオルというのは、顔や体を直接拭くものですので、特に綺麗に洗濯したいものですよね。

顔を拭いたときに、洗濯仕立ての良い香りがすると、本当に気持ちの良いものです。

 

でも、知っていましたか?

タオルを洗濯するときに、もう一工夫をすることで、驚くほど綺麗な仕上がりになるんです。

タオルの基本的な洗い方や干し方と併せてご紹介いたしますので、是非参考になさってくださいね。

 

タオルは全自動洗濯機で洗ってもOK

他の衣類に比べると、比較的扱いやすいのがタオル類です。

洗濯石けんも、こだわりがなければ通常の液体洗剤や粉末石けんを使用するのが一般的です。

タオルをふんわり仕上げたい場合は、クエン酸を少量使いましょう。

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《用意するもの》

★洗濯石けん(液体でも粉末でも可)

★洗濯ネット

★クエン酸←ポイント!

《手順》

  1. 汚れたタオルを洗濯ネットに入れる
  2. 洗濯機に水と洗濯石けんを入れる(粉末石けんを使う場合はお湯で溶かしておくと効果的です)
  3. 標準コースで洗う
  4. すすぎの際にクエン酸(大さじ1)を入れる
  5. 洗濯が終わったら日当たりの良い場所で干す

すすぎの際にクエン酸を入れることにより、タオルのふっくら感がアップします。

フワフワのタオルに顔をうずめるときってリラックスしますよね。

タオルに黒ずみやシミがある場合

タオルに黒ずみやシミなど、気になる汚れがある場合は、標準コースで洗濯する前に、漂白剤を使って綺麗にしましょう。

方法は簡単です。

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  1. バケツに約60℃のお湯を入れる
  2. お湯の中に酸素系漂白剤を溶かし、その中にタオルを入れる
  3. 1時間ほどつけ置きする
  4. 軽く手で絞って水分を取る
  5. 洗濯機に入れて標準コースで洗う

タオル洗いに欠かせない!柔軟剤の使い方

現在では、柔軟剤入り洗濯せっけんなど、柔軟剤を購入してなくても良い商品がたくさん販売されています。

しかし、顔を拭くタオルは、ほんの少し特別な香りに仕上げたいものですよね。

こういった場合は、洗濯石けんに柔軟剤が入っていても、お気に入りの柔軟剤を購入して使用することをおすすめします。

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柔軟剤の香りは多数ありますが、男性に人気なのはソープ系の自然な香り。

女性に人気なのは、甘いベリー系のフルーティーな香りのようです。

柔軟剤によっては、赤ちゃんの衣類に使えるほど優しい成分の商品もありますので、素肌が敏感な方も是非試してみてください。

柔軟剤は、ほとんどのメーカーが脱水前に注入することを勧めています。

  1. 自動洗濯機の中の水が綺麗になったら注入口から柔軟剤を入れる(適切量は柔軟剤ボトルに記載されています)
  2. 3分間ほど洗濯機をまわす(浸すでも可)

タオルを洗濯する際には「クエン酸」と「柔軟剤」を使って、ふんわり仕上げてください。

きっと多くの方が仕上がりに満足できるはずです。

タオルケットは大きなタオルも同様!

 

普段、寝室で使用しているタオルケット。

大きいので、クリーニング店に任せていらっしゃる方が多いと思いますが、実は自宅の洗濯機でも洗うことができます。

タオルケットに付着した皮脂汚れは黄ばみの原因ともなりますので、早めに洗濯することを心がけましょう。

大きな物を洗うのは大変だというイメージがあると思いますが、タオルケットは、大きなタオルと同じ。

洗う手順も、タオルと大きな違いはありません。

この機会に、タオルケットを洗うテクニックをマスターしてみてはいかがでしょうか。

  1. タオルケットの糸のほつれなどをハサミで切る
  2. “びょうぶだたみ”にして選択ネットに入れる(びょうぶだたみについては後ほど説明いたします)
  3. すすぎの最後に、クエン酸(大さじ2)入れる(タオルよりも多めに入れると効果的です)
  4. 天気の良い日は外で干す

びょうぶだたみ

びょうぶだたみとは、主にタオルケットや毛布、カーテンなど大きな物を自宅で洗うときに用いる方法です。

洗濯ネットに入れるときに役立つので、是非マスターしてくださいね。

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  1. 縦に3~4回、びょうぶのように折りたたむ
  2. 横も同じく3から回、びょうぶのように折りたたむ
  3. コンパクトサイズになったら洗濯ネットに入れて洗濯機に入れる

びょうぶだたみをした洗い物を洗濯ネットに入れて洗濯することにより、洗剤が奥まで浸透して洗いむらを防止する効果があります。

タオルを干すときは、日差しが均等にあたるような工夫を

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タオルを干すときは、端をそろえずに、日差しが当たる部分を短くし、段差をつけましょう。

タオルケットも、同じです。

干しているときの見栄えを考えると、どうしても端を揃えたくなってしまいますが、それでは均等に日が当たらないので、生乾きの原因になってしまうことも。

ふんわり仕上げたいタオルだからこそ、干すときも油断せずに、正しい干し方をマスターしてくださいね。