天気の良い日に、ベランダで布団を干すと、何やらウキウキするようなフレッシュな香りがしますよね。
噂によると、そのニオイはダニのニオイだと言われています。
「ダニ自体の体臭はないが、ダニの死骸が日光によりこんがりと焼きあがって香ばしいニオイがする」
つまり、お日様のニオイは、ダニの死臭…という噂が出回っています。
これ、実は『嘘』なんです。
どういった経緯でこのような噂が出たのかは不明ですが、ダニは死臭もしませんし、フンのニオイもありません。
しかし、日光はニオイがしないはずなのに、何故布団を干すと良いニオイがするのか?
これは、実は人間の汗が日光の熱と光りにより分解されることにヒントがあります。
人間の汗は、日光にあてると脂肪酸とアルコールに分解されます。
これこそが、『お日様のニオイ』と呼ばれるものの正体だったのです。
つまり、
「お日様のニオイはダニの死臭」ではなく
「お日様のニオイは人間の汗のニオイ」ということになります。
新品の布団を干してもお日様のニオイがしないのは、まだ人間の汗が染みこんでいないからです。
人間は、一日にコップ1杯ほどの汗をかきますが、布団はそれを吸収します。
汗を吸収し、湿気がこもった布団はダニが約10万匹も住んでいるいると言われています。
これに人間は、アレルギー反応を起こして体調不良をおこしてしまうのです。
私は重度の鼻炎を持っていますが、朝起きてまずすることは、鼻をかむこと。
朝起きて一番最初に言う言葉は「おはよう」ではなく「ダニ野郎め・・・(ボソリ)」です。
しかし、太陽の光りにはダニを駆除する力がありますが、毎日布団を両面干すのは非常に骨の折れる作業ですよね。
今回は、簡易的な布団のクリーニング方法をご紹介したいと思います。
超簡易的!自分でできるお布団クリーニング
私が毎日している簡易的なクリーニング方法は、こちらのアイテムが必須です!

『ファブリーズダブル除菌 ハウスダストクリア』
こちらの商品は、主に布製品の消臭効果と除菌効果があり、ハウスダストを減らしてくれるアイテムです。
スプレーすると「ダニのフン」「ダニの死骸」「花粉」「ペットのふけ」などを、かためてくれます。
それでは、私が日常的にしている布団のクリーニング(簡易的なもの)を実践いたします!
1:マットレスを壁に立てかける

2:ファブリーズハウスダストクリアをスプレーする(少し湿るくらい)

3:乾くまで放置する
4:乾いたら、横に倒し掃除機をかける(布団専用クリーナーだと効率的です)

5片面も同じことを繰り返す
以上です!
思ったより簡単ですよね。
布団や毛布も同じ要領でクリーニングできますが、洗濯機に入るものなら、そのまま洗濯機を回したほうが早いと思います。
布団カバーだけでも洗えば、ハウスダストを大幅に減少させることができますよ。
マットレスによっては、ファスナーつきで布を洗濯できる場合がありますので、全自動洗濯機にお任せしちゃいましょう!

ちなみに、私が使っているファブリーズハウスダストクリアですが、布製品に使用することができますので、衣類や枕にも使えます。
カーテンも布製品ですので、使用することができますが、掃除機をかけるのは一苦労ですので、その場合は手ではらって床に落としてから掃除機をかけましょう!
押入れに入れる前に…クリーニングした布団は圧縮袋でガード!
せっかくクリーニングしても、そのまま押入れにたたんでしまったら、またダニが繫殖してしまいます。
布団を守るためにも、布団を押入れに入れる際には圧縮袋を使いましょう。

現在では、様々なサイズのものが安く購入できるようになりました。
100円ショップでも購入することができます。
使い方も簡単です!
今回私が購入したのは掃除機を使うタイプですが、掃除機不要な圧縮袋もありますので、お好みで購入してください。
- 布団をたたんで圧縮袋に入れる
- ファスナー部分を乾いた布で拭いてホコリを取る
- バルブに掃除機のノズルの先端を入れて吸引する
- 掃除機を止めてノズルをはずす
慣れれば手早くできますし、収納スペースもかなり節約できますので、一石二鳥です!
ちなみに、こちらが圧縮袋に入れる前の画像です。

こちらが圧縮袋に入れた後です。

収納スペースが格段に広くなることが容易に想像できますよね。
特にアパート・マンション住まいの方だと押入れやクローゼットのスペースが限られていますので、布団のサイズは致命的になってしまうこともあります。
押入れを綺麗に効率よく使いたい方は、是非圧縮袋を使ってみてください。
布団を清潔な状態のまま保管できますので、健康的な眠りにも一役買ってくれます。
もちろん、衣類にも使用できますので、シーズンオフの衣類を保管する場合なども圧縮袋は大活躍してくれます!
収納の達人が絶対におすすめするのが、この圧縮袋なのです。
論より証拠!
チャレンジしてみてください!