今日から即実践!バスタオルは毎日洗ってフワフワ・モコモコ清潔に!

お風呂上りに使うバスタオル。

それは、照った体を優しく包み込む、まさに天使の羽衣のよう…

ですが、実はその羽衣…“バイキンだらけ”だということを知っていましたか?

「一回使っただけなのに、イヤなニオイが…」

そう言って、眉をひそめているそこのあなた。

当然です。

たとえ一日でも、一回でも使ったバスタオルというのは、あなたが想像している以上に汚い代物なのです…!

 

バスタオルに付着した菌の数は排水溝と同レベル

まずはこちらの数字をご覧ください。

  • 洗いたて…19万
  • 使い始めて1日後…1700万
  • 使い始めて3日後…8700万
  • 使い始めて1週間後…9400万

これは、バスタオルに付着した菌の数を日を追って示したものです。

最初は19万だった菌の数も、たった1日でおよそ90倍にも膨れ上がります…というより、洗いたての時点で既に19万もの菌が付着しているという事実に驚きですね…

水で濡れていたり体に触れたりすることで、菌の数はどんどん増えていっていることがおわかり頂けると思います。

ちなみに、こうしたタオルを使い続けたからといって、何か特別に病気を患うということはないそうですが、水虫だけは要注意だとか。

家族で同じバスタオルを使いまわしていると、移る可能性があるそうです。

 

では次に、こちらのアンケート結果をご覧ください。

■質問:「バスタオルは何日使ったら洗濯しますか?」

  • 1位…1日(61.8%)
  • 2位…2日(15.5%)
  • 3位…3日(12.0%)
  • 4位…1週間(5.0%)
  • 5位…4日(3.2%)

これはインターネット上で女性を対象に行われたアンケートになりますが、同じバスタオルを2日以上使うという人が4割近くに上るという結果になりました。

これにはちょっと驚きですよね。

ちなみに、使い始めて3日が経過したバスタオルのニオイは、腐った雑巾と同レベルと言われています…

ここから言えることは、バスタオルは最低でも3日に1度、可能であれば毎日でも洗濯をして取り替えるのが理想ということです。

 

フワモコの肝は“パイル”にあり

一度でも体を拭いたバスタオルがいかに汚れているのかが、これでおわかり頂けたと思います。

では気を取り直し、ここからはバスタオルにまつわる明るい話題に移りたいと思います!

 

あなたがお使いのバスタオル。

最初はフワフワ・モコモコで最高の肌触りであったにも関わらず、使って洗濯の回数を重ねていくうちに、当初の弾力感と柔らかさが失われてきてはいませんか?

中には、柔軟剤を使っても元には戻らず…というケースも少なくないはず。

でも、せっかく気持ち良く入ったお風呂のあとだからこそ、肌触りの良いタオルを使いたいものですよね。

そんなお悩みは、バスタオルの“パイル”を起こすことで解決できます!

パイルとは、生地の表面から出ているループ状の繊維のことで、簡単に言うとバスタオルの表面を覆っている“ケバケバ”になります。

バスタオルの表面には、そのケバケバ(パイル)がびっしりと並んでいますが、洗濯を行うと本来であれば立っているはずのパイルが寝てしまった状態になっていることが多いのです。

このパイルの状態によって、バスタオルの弾力感と柔らかさが左右されるため、寝ているパイルをしっかり起こしてあげることが、フワフワ・モコモコを復活させるカギとなります。

 

タオルのパイルを起こす方法には、以下の3つがあります。

いずれかひとつの方法を試してもいいですし、効果が薄ければ組み合わせても構いません。

■乾燥機を使う

しっかり乾燥させられるため、パイルを起こすには一番ベストな方法です。

乾燥機をお持ちの方は、是非お試しください。

 

■表面を手で撫でる

干す前にバスタオルの表面を撫でます。

撫でる方向によって手に引っかかりを感じる方向がありますので、その方向に撫でてパイルを起こします。

 

■20回くらい振りさばく

干す前にバスタオルを20回くらいバサバサ振りさばくと、パイルが起き上がります。

普段干す時よりも、少し入念に試してみましょう。

 

柔軟剤に頼らずフワフワ・モコモコ感を出す方法

柔らかく肌触りの良いバスタオルにしようと、柔軟剤を多めに入れるというケースがあると思います。

しかし、そうした行為はバスタオルの吸水性を悪化させて使い心地を悪くするだけなので、あまり意味がありません。

そのため、柔軟剤はむしろやや少なめに使い、秘儀“パイル起こし”と合わせてバスタオルのたたみ方を工夫することで、さらなるフワフワ・モコモコ感を出すことができます。

このたたみ方は“フレンチ折り”と呼ばれ、高級ホテルなどでも採用されているたたみ方です。

 

■“フレンチ折り”の方法

1.タオルを広げ、横に3分の1折り返します。

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2.残った片側も同じよう折って重ねます。

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3.同じ要領で、今後は縦に3分の1折ります。

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4.残りの3分の1も折ります。

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5.最後に半分に折ったら完成です。

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