
何故今の時代にも洗濯板が売られているのか…と言いますと、実は隠れたブームだからなんです!
というのも、現在は極力無駄を省くというエコブームですよね。
洗濯をするときのお水を節約するには、やはり手洗いが一番なのです!
特に、少量の洗濯物なのに、洗濯機をまわすとお水がもったいないですよね。
そんなときに、洗濯板は非常に便利ですので、是非使い方をマスターしてください!
洗濯板を使うメリット

まず、先ほどもご説明させていただきましたが、洗濯板を使う最大の魅力は水道代の節約でしょう。
毎日洗濯機を使用する家で、その水道代は平均的に毎月650円ほどかかります。
その上、洗濯機の電気代もかかりますので、その電気代は平均的に毎月20円ほど。
毎日洗濯をまわすと、月に670円で年間にすると約8000円かかるという計算になります。
しかし、洗濯板を使って手洗いすることにより、電気代も節約できますし、必要以上の水も使わないため、洗濯にかかるコストを年間で5000円ほどにしている方もいらっしゃるんです。
無駄をなくしたいという今の時代に、洗濯板は効果的なアイテムとなっています。
便利さを追求した現在なのに、時代に逆らうように洗濯板がブームになるなんて逆に素敵ですよね。

また、洗濯板を使うメリットは他にもあります。
実は、汚れたものは洗濯板で洗ったほうがよく落ちることをご存知でしたか?
繊維に染み込んでしまった頑固な汚れがあるときは、是非洗濯板を使って洗ってみてください。
面倒くさいようですが、手洗いが終わったときの爽快感はヤミツキになりますよ!
それでは、洗濯板の使い方についてご説明させていただきます!
洗濯板を使った手洗い方法
≪用意するもの≫
- 洗濯板
- 大きめのタライ(洗面台でもOK)
- 洗濯ブラシ
- 洗濯石けん
≪洗濯方法≫
- 洗面台にぬるま湯をため、その中に洗剤を適量溶かす
- 石けん水の中に洗濯物を入れ、利き手の反対側の手でしっかり洗濯板を固定する
- 利き手で、洗濯板のギザギザの部分を使って洗う(洗濯物を上下に動かす)
- 汚れが強い部分は、洗濯ブラシで優しくこする(場合によっては叩き洗いが効果的)
- 石けんが綺麗に落ちるように数回すすぐ(平均二回ほど)
洗濯板はキャンプなどにもおすすめ

長い連休を使って、恋人や家族とキャンプに行く場合は、是非マイ洗濯板をお供に連れていってください!
野外でのキャンプは、汚れものが多くなりますよね。
そんなときに、テントの横でサッと洗濯することができればキャンプの達人です!
洗濯板は、その名の通り「板」ですので、車で移動するときにもスペースを取りません。
近くに川がある場合は、川の水を少しいただくことで多くの水は必要なくなります。
ただし、マナーとして汚れた水を川に流すのはNGです!
また、キャンプのマナーとしては、洗濯物を干すときはテントの裏側ということを覚えておいてください。
理由は、他のキャンパーの方たちが、たくさん干された洗濯物を見ていると現実に引き戻されてしまう気持ちになってしまう方もいらっしゃるからです。
目立たないところに洗濯物を干すように心掛けましょう。
≪キャンプのときにあれば便利な洗濯アイテム≫
- 洗濯板
- タライ
- 洗濯石けん
- ロープ(干す時に使用します)
- 洗濯バサミ(風で洗濯物が飛ばないようにします)
山奥でキャンプの場合は、夏でも気温の差が激しいので、夜に洗濯物を干すと夜露で濡れてしまいます。
朝から洗濯をし、乾かしておく…など、干すタイミングも考えましょう。
また、テント内に干してしまうと湿気がこもりますので、できるだけ外の風にあてるようにしてくださいね。
まとめ

洗濯板というある意味時代をさかのぼるようなアイテムですが、実は今の時代に合った洗濯アイテムでもあるんですよね。
忙しい方にはむきませんが、少し時間に余裕のある方や節約に興味のある方は是非一度洗濯板を使って、大切な衣類を洗濯してみてください。
「意外と面白い」という声も続出していますので、面倒だと思ってもやってみるとハマるかもしれませんよ!
洗濯板で衣類を洗った場合の汚れ落ちは、本当に抜群ですので、強いシミなどがついてしまった場合などにも是非どうぞ!
今は自動洗濯機を使っている方がほとんどですが、昔は“洗濯板”と呼ばれるギザギザした板を使って手洗いしていました。
洗濯板は主に1880年~1890年の明治中期に使用されていたアイテムですが、実は現在も100円ショップなどで購入することができます。