アレルギーでも怖くない!肌に優しい洗剤ゼロ洗濯を目指そう

衣類の汚れを落とす洗濯は、私たちの肌を綺麗に保つ方法のひとつと言えます。

汚れた衣類を着続けると湿疹やかぶれが起こり、肌へのダメージに繋がることも。

しかし、アレルギー体質の方にとっては、本来清潔さを保つために行われるはずの洗濯そのものが負担となり、肌トラブルの症状を引き起こすのです。

アレルギー症状の多くは、洗濯で使われる洗剤成分に原因があります。

そこで今回は、洗剤の使用を極力抑えて肌への刺激を可能な限り少なくする洗濯方法を考えてみたいと思います。

 

初めの一歩は“汚れが落ちる仕組み”を知ることから

洗剤ゼロ洗濯を目指す第一歩は、まず洗濯で“汚れが落ちる仕組み”を知ることです。

洗濯では主に、「水」「洗濯機」「洗剤」という3つが使われていますが、それぞれの働きがわかれば、より肌に優しいもの(方法)への代替案を探ることができます。

 

水の働き

汚れの80%は水だけで落とす事が可能で、40度くらいの温水を使うとさらに洗浄力はアップします。

しかし、衣類の繊維は一般的な水道水の粒子よりも小さいため、 繊維の奥まで水が入っていく事が出来ません。

つまり、水だけの働きによって汚れを完全に除去することはむずかしいということです。

 

洗濯機の働き

洗濯機では、“水”と“衣類”を回転させることで生じる水の勢いを利用しています。

衣類に水をぶつけながら、衣類にとどまった水と汚れを同時に引き離すことで新しい水を衣類にしみ込ませ、汚れを落としています。

“揉み”“すすぎ”“絞り”の工程を一度に行なっている状況とほぼ同じです。

 

洗濯洗剤の働き

洗濯洗剤にはいろいろな成分が含まれ、中でも“界面活性剤”と“ビルダー”の働きを中心とした総合的な作用で衣類の汚れを落とします。

界面活性剤の働きは、油汚れの表面を覆うバリアの除去。

バリアを無くすことで油汚れは周りの水に解け始めますが、界面活性剤には水と混ざり合わないとあまり効果が望めないという特徴があります。

そんな時に、界面活性剤が水と混ざり合う働きを手助けしてくれるのが、ビルダーというわけです。

また、洗濯ではアルカリ性で粒子が細かい水を利用する方が汚れは落ちやすくなるため、洗濯洗剤の成分には水をアルカリ性に変化させ、粒子を細かくする成分も含まれています。

 

洗剤を使わずに“水と衣類の動き”で洗浄力を高める

“もみ”“すすぎ”“絞り”を繰り返すことで汚れが落ちるということは、水の流れをさらに複雑にすることができれば、汚れ落ちはさらにアップするということになります。

そこで登場するのが、500mlのペットボトルです。

空の500mlペットボトル二つを洗濯ネットに入れて洗濯機を回してみましょう。

水の回転について行けないペットボトルは、洗濯機の中で水に逆らう動きを見せます。

その結果、水流が激しくなって衣類が多く動き、より汚れを落とす事が出来るようになるのです。

ただし、“もみ”“すすぎ”“絞り”の工程を繰り返し過ぎると衣類に余計な負担が掛かってしまうため、この方法はデリケートな素材の衣類にはあまり向いていません。

ご注意ください。

 

洗剤と同じ働きをする天然素材を利用する

前述したように、水道水の粒子は繊維よりも大きく、衣類の芯まで入り込んだ汚れに対して“もみ”“すすぎ”“絞り”という一連の工程を行うことが出来ないため、水洗いだけでは衣類の芯に入り込んだ汚れを落としきることはできません。

本来であればそこで登場するのが洗濯洗剤ですが、アレルギー体質の方にとって洗剤成分はお肌の大敵です。

そこで、洗濯洗剤を使わずとも、洗剤と同じように水の性質をアルカリ性に変化させ、粒子を細かくすることができる天然素材をご紹介します。

 

竹炭

洗剤代わりに使用する竹炭の量は、水15リットルに対して約100g。

竹炭の表面はブラシなどを使って細かな炭の粉を綺麗に洗い流したあと、竹炭と発砲スチロールなどを履き古した靴下に入れて口をゴムで縛り、洗濯機に入れて回します。

その際、小さじ2杯の天然塩を一緒に入れると漂白・殺菌作用が生まれ、竹酢液もしくは木酢液・米酢のいずれかを大さじ1杯入れると、衣類を柔らかく仕上げることができます。

竹炭には、洗剤と同じように水の性質をアルカリ性に変化させ、粒子を細かくする作用があだけではなく、他の炭よりも汚れの吸着力が強いため、衣類に再び汚れが付着するのを防いでくれます。

また、竹炭は使用後に乾燥させると約3ヶ月は使う事が出来るため経済的です。

 

食用の重曹(ベーキングソーダ)

洗剤代わりに使用する重曹(ベーキングソーダ)の量は、水40リットルに対して大さじ2.5杯。

そこに過炭酸ソーダ大さじ1杯を加え、30℃~40℃位の水を入れた洗濯機に投入します。

この時さらにクエン酸を小さじ1杯入れると、衣類をやわらかく仕上げることができます。

また、頑固な汚れがある場合は、天然アルコール石けん5~10ccを加えると汚れ落ちに効果的です。




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